生前整理が捗らなかったこと

二年ほど前、まだ存命だった祖母の生前整理を手伝ったことがありました。本人は明確に生前整理と口にしたわけではないですが、思うところがあったのか部屋を片付けたいと言い出したのです。

なんとなく察しているのかも知れないと思ったため、進んで手伝うことにしたのでした。
まず着手したのが調理器具です。

遺品を片付けたい 17

祖母は料理が好きだったのでたくさん調理器具を持っていました。

それらをもうあまり動けなくなってしまった祖母の代わりに一つずつ取り出し、これはどうするかと聞いていきます。

しかしそれはあの料理を作るのに重宝したから、使い勝手が良いからといったように一向に進まないのです。

もうこった料理はできないだろうと思ったものの、私は祖母に強く言えるタイプではなかったため、仕方がなくそのまま棚に戻すということを繰り返しました。
このやりとりが食器や洋服などほかのものでもあり、結局処分できたのは全体の4分の1にも満たない量でした。

その後祖母がなくなって遺品整理で苦労することになったので、生前整理というのはもっと若いときから行っておくか、そもそもものを増やさないようにして暮らしていくのが良いのかもしれないなと学んだ経験でした。